- 病診連携
- 紹介する病医院は病状に応じ、また、患者さんの希望を最大限尊重し、できるだけ信頼できそうな医師や病院、医院を紹介しています。当クリニックでは糖尿病を中心とした生活習慣病診療に特化することを目指しています。
オールラウンドプレーヤーとして教科書を片手に不慣れな治療をすることは、間違いのもとと考えているからです。したがって、自分が得意とする分野以外は積極的に他の病医院の専門医を紹介しています。
- 個人データの取り扱いについて
- 患者さんから得られる医療上の情報は、診断と治療が正しく行えるために欠かせないものです。一方、検査データは患者さん自身のものでもありますので、患者さん本人に渡すことができる情報はできるだけ印刷してお渡ししています。
ご自身のデータを「医療の振り返り」にし利用していただき、疑問点はどんどん聞いていただきたいと思っています。
医療の基となる医学や医術は絶対的でなく、常に発展途上にあります。さらに診療は「神でなく、機械でもない」人間が「奥が深くて、個々に違う」人間に対して行うものですので、その成果はおのずから限界があります。その限界を熟知された上であればカルテ開示も行うようにしています。
- 診療録(カルテ)について
- 当クリニックではパソコンを17台つなぎ、独自開発したソフトを使い情報を一元管理しています。これは医師だけでなく、診療に携わるスタッフ総てが情報を共有化することで効率的かつ、きめ細かい診療を行うためのものです。
①電子化することで効果発揮!!
・文字の誤読が避けられる
・カルテ探しの手間が省ける
・電話での対応がスムーズ
・予約がその場で取れる
②パソコンの自動計算機能をフル活用!!
・患者さん個々の詳細な病態把握が可能
・より適切な指示や治療法の選択に役立つ
③パソコンが持つチェック機能を利用!!
・不適切な検査や処方を防ぐ
・データの入力ミスを防ぐ
電子媒体で情報を管理し保存していますが、いわゆる『電子カルテ』ではありません。最終的にその日の記録を紙に印刷して保存しています。
なお、個人情報保護法に基づき、情報管理には万全を期しております。
- 学会活動と対外活動について
- いろいろな医学系学会や研究会で発表していますが、その目的は・・・
・診療内容が独りよがりにならないように他の医療者から評価・査定を受ける
・他の医療施設にノウハウを伝え、地域の診療レベル向上と医学の発展に寄与することです。
《学会活動》
主に糖尿病において多数の患者さんから得られた診療データを解析し、院内の診療レベルの向上に役立て、結果は通院されている患者さんに公表するようにしています。
また、全国の糖尿病診療をリードしている医療機関で構成している「一般社団法人 糖尿病データマネジメントマネージメント研究会(JDDM)」に属し、糖尿病の疫学研究にも寄与しています。このことに関して、患者さんの大切なデータは個人情報に基づき、決して個人が特定されない形で処理され、さらに外部有職者を含む倫理委員会の目でチェックされ、適切に運用されています。
《その他の対外活動》
糖尿病や他の生活習慣病の予防と治療のための企画・運営に積極的に取り組んでいます。
・船橋市医師会や船橋市の委託による各種健康増進講座
・糖尿病分野における地域活動
・NPO法人「生活習慣病防止のための市民と医療者の会(愛称:小象の会)」など。